空き家の方針
売る・貸す・活かす|熱海・伊豆山の空き家で道を決める順番
使っていない家の行き先は、売る・貸す・活かすの3つの道に分けて考えると整理できます。決める順番と、それぞれの入口をまとめました。
結論:まず「手放したいか、持ち続けたいか」を決めると道が絞れる
使わなくなった家を前に、売るか貸すかで迷う人は少なくありません。整理のコツは、家そのものではなく「自分がこの家とどう付き合いたいか」から考えることです。手放して気持ちを軽くしたいなら売る。持ち続けて収入や使い道につなげたいなら貸す・活かす。この分かれ道を先に決めると、あとの選択がぐっと楽になります。
123LIVINGの売りたい・貸したい方向けページでも、選べる道を「売る」「貸す」「活かす」の3つに整理しています。決めていなくても相談できるので、この記事は考えを整えるための地図として使ってください。
3つの道を一枚で見比べる
| 道 | 中身 | 向いている気持ち |
|---|---|---|
| 売る | 不動産会社が媒介(仲介)を担当し、買い手を探す | 管理の負担から離れたい、家族で整理をつけたい |
| 貸す | 住居としての賃貸、期間を決めた別荘貸し、民泊・宿としての貸し出し | 家は残したい、収入にもつなげたい |
| 活かす | 宿、音楽合宿・研修合宿、撮影、移住を考える人のお試し滞在 | 家の個性や眺めを、場所の価値として生かしたい |
売る・貸すと決めたあとに、活かす方向へ切り替える相談も受けられます。反対に、活かすつもりだった家を売る方向へ変えることもできます。最初に決めた道は、途中で見直して構いません。
迷ったときに自分へ投げかける5つの質問
次の質問に答えていくと、気持ちが見えてきます。順番に、紙に書き出してみてください。
- この家に、自分や家族がこれから泊まったり、使ったりする予定があるか
- 遠くに住んでいて、家の様子を定期的に見に来られるか
- 家の中の荷物を、いつまでに、誰が片付けるか
- 家族の意見はそろっているか。そろっていない場合は、どこが分かれているか
- この家が、町のなかで誰かの役に立つとしたら、どんな場面か
1と2の答えが「いいえ」なら、売る道の比重が高くなります。1が「はい」なら、貸す道(期間を決めた別荘貸しなど)や活かす道が候補です。3と4は、どの道でも先に整えておきたい前提で、とくに家族の意見が分かれる場合は、選択肢を整理するところから一緒に考えられます。5は、活かす道の入口です。
売る道:媒介を任せる
売る場合は、123LIVINGが媒介を担当します。相談から引き渡しまでは、ご相談、オンラインの話し合い、現地確認、価格の提案、媒介契約、売り出し、契約、引き渡しという流れです。
伊豆山の家を売る前に知っておきたい特徴
- 坂・石段・車の進入の制約があり、買い手が限られる場合がある
- 一方で、眺めと静けさを求める人には大きな魅力になる
- 道や境界がはっきりしない場合があるので、早めに確認しておくと安心
- 海が近く、塩気や湿気で傷みやすい
特徴をまっすぐ伝えることで、家の魅力を分かってくれる人に出会いやすくなります。売り出しでは、地域情報サイト「伊豆山ラヴ」や参道の宿とも連携できます。
貸す道:貸し方で手続きが変わる
貸し方には三つの形があります。住居としての賃貸、期間を決めた別荘貸し、民泊や宿としての貸し出しです。
| 貸し方 | イメージ | 先に確かめること |
|---|---|---|
| 住居としての賃貸 | 長く暮らす人に貸す | 家賃の考え方、手入れの範囲 |
| 期間を決めた別荘貸し | 季節や期間を区切って貸す | 期間の決め方、鍵の受け渡し |
| 民泊・宿としての貸し出し | 泊まる人に貸す | 旅館業法や住宅宿泊事業法などの手続き、熱海市や保健所での確認 |
とくに民泊・宿として貸す場合は、貸し方によって必要な手続きが変わります。計画の早い段階で相談すると、無理のない進め方を組み立てられます。賃貸の仲介手数料には、長期間使われていない空き家向けの特例もあります。
活かす道:場所の価値をつくる
活かす道は、123LIVINGが運営する宿「123 MUSIC & RESORTS」の経験が生きる分野です。宿は伊豆山神社の参道にある全5室の素泊まりの宿で、音楽の場所としても使われています。同じように、使っていない家を次のように生かす相談を受けています。
- 宿として:旅の拠点に
- 音楽合宿・研修合宿の場所として:集中して練習や学びができる場所に
- 撮影の場所として:眺めや建物の味わいを生かして
- 移住を検討する人のお試し滞在の場所として:暮らしを確かめる拠点に
運営側は、伊豆山神社の参道沿いにある空き家を、宿・店・音楽の場所として一軒ずつ再生していく構想「123MODEL」も進めています。持ち主の思いを聞きながら進める考え方なので、「思い出のある家を、形を変えて残したい」という気持ちもそのまま話してください。
よくある相談の状況別・最初の一歩
123LIVINGに寄せられる相談の種類をもとに、どの道から考え始めるとよいかを整理しました。あくまで入口の目安で、話しながら変えていけます。
| いまの状況 | 考え始める道 | 最初の一歩 |
|---|---|---|
| 相続した実家が空いている、片付けが進まない | まず現状整理。そのうえで売る・貸す | 建物の写真と、空いている期間を伝える |
| 別荘を使っていない、売るか貸すか迷う | 貸す(期間を決めた別荘貸し)と売るの比較 | 年に何日使っているかを書き出す |
| 遠方に住んでいて、家の様子を見られない | どの道でも、オンラインで話し合う | 現地確認の日程と、鍵の受け渡し方法を相談する |
| 坂や石段の上の家を借りる人がいるか分からない | 貸す・活かす | 石段の様子と眺めの写真を用意する |
| 家族の意見が分かれている | 選択肢の整理から | それぞれの希望を一言ずつ書き出す |
道を決めたあとの動き方
どの道を選んでも、最初の段階は共通しています。ご相談、オンラインでの話し合い、現地確認の3つです。現地確認では、建物の傷み、道と石段、車の進入、眺めを見ます。立ち会いが難しい場合は、鍵の受け渡し方法を相談できるので、遠方の方も進められます。
そのあとに、道ごとの動きが分かれます。売る場合は価格の提案と媒介契約へ。貸す場合は貸し方と賃料の提案へ。活かす場合は、使い方のアイデア出しから始まります。どの場合でも、契約の前には、重要事項を宅地建物取引士が説明します。
家の魅力は、持ち主の目には当たり前になっていることがあります。窓から見える海の色、朝の静けさ、参道の空気。こうした良さを、第三者の目で言葉にすることも、現地確認の大切な役割です。
「置いておく」を選ぶ場合に見ておきたいこと
決められないまま置いておく選択もあります。その場合も、次の点は定期的に見ておきたい項目です。
- 固定資産税の支払い
- 建物の手入れ
- 傷みの進み具合
- 近隣への影響
海に近い伊豆山の家は、空いている期間が長いほど修繕が増えがちです。置いておくと決めた場合も、いつごろ見直すかを自分なりに決めておくと、判断の時期を逃しません。
ご相談の入口
道がひとつに決まっていなくても大丈夫です。現状を聞いたうえで、選択肢を一緒に整理します。遠方の方は、オンラインやメール・LINEで相談できます。
売りたい・貸したい方のご案内を見る / 123LIVINGに相談する
よくある質問
売るか貸すか決めていなくても相談できますか。
はい。決めていなくても相談できます。現状を聞いたうえで、選択肢を一緒に整理します。
売り出したあとに、貸す方向へ変えることはできますか。
はい。最初に決めた道は、途中で見直して構いません。売る方向から貸す・活かす方向へ変えたくなったときも、気持ちの変化をそのまま話してください。
家族の意見が分かれているときも相談できますか。
はい。家族の意見が分かれている相談も受けています。オンラインの話し合いには、家族みんなで参加できます。
記事の公開日:2026年11月5日。運営:株式会社エートゥーナンバーレコード(〒413-0002 静岡県熱海市伊豆山573-2)。