空き家を売る

伊豆山の空き家を売る 媒介契約の3つの形と選び方

空き家や別荘を売ると決めたら、最初に選ぶのが不動産会社との「媒介契約」です。3つの形の違いを、伊豆山の家の事情に重ねて整理します。

結論から言うと、媒介契約は「何社に任せるか」と「どのくらいの頻度で報告を受けたいか」で選びます。複数の会社に声をかけたいなら一般媒介、1社にじっくり任せたいなら専任媒介、いちばん手厚い報告を求めるなら専属専任媒介です。伊豆山のように坂や石段の上にある家は、家ごとの事情が大きく違うため、売り方を一緒に考えてくれる相手かどうかも選ぶ決め手になります。

媒介契約とは何か

媒介契約は、家を売りたい人(売主)が不動産会社に「買ってくれる人を探してください」と依頼するときに結ぶ契約です。会社は物件の情報を公開し、問い合わせに応じ、条件の交渉を手伝います。売買契約そのものは売主と買主のあいだで結び、宅地建物取引士が重要事項を説明したうえで進みます。

つまり媒介契約は、売り出しのスタートラインです。ここで形を選んでおくと、その後の連絡の頻度や、自分で買い手を見つけたときの扱いが決まります。

3つの形を表で比べる

123LIVINGの空き家売却・賃貸のご案内ページでは、媒介契約を次の3つに分けて説明しています。

形依頼できる会社自分で見つけた相手との契約報告の目安
一般媒介複数の会社に同時に依頼できる直接契約できる決まりはなく、会社との相談で決める
専任媒介1社のみ直接契約できる2週間に1回以上
専属専任媒介1社のみ会社を通して契約する1週間に1回以上

専任媒介と専属専任媒介の契約期間は、3か月までとされています。期間が終わったときに、続けるか、会社を替えるか、形を変えるかを選び直せます。

場面から選ぶ早見表

いまの状況向いている形理由
知り合いが買ってくれるかもしれない一般媒介または専任媒介自分で見つけた相手と直接契約できる
複数の会社の価格の見立てを比べたい一般媒介同時に依頼でき、比べながら進められる
遠方で、定期的な連絡がほしい専任媒介または専属専任媒介報告の頻度が決まっている
相続した家で、家族の窓口を1つにしたい専任媒介または専属専任媒介連絡先が1社にまとまり、家族で状況を共有しやすい

迷うときは、まず最初の期間で反応を見る、という進め方もあります。専任・専属専任は契約期間が3か月までなので、その間に問い合わせの数や内容を見て、次の期間に向けて価格や写真、紹介の言葉を一緒に見直せます。伊豆山の家は眺めや静けさが決め手になることが多く、どの言葉で伝えるかによって、問い合わせの顔ぶれも変わってきます。

決める前に家族で話しておくこと

形を選ぶ前に、家族のあいだで次の3点を揃えておくと、会社との話がスムーズです。

  • いつまでに売りたいか(時期の目安)
  • どのくらいの価格なら納得できるか(下限の考え方)
  • 誰が会社との連絡を受け持つか(窓口の担当)

特に相続した家では、名義人が親のままなのか、手続き中なのかによって、進める順番が変わります。相談のときに状況をそのまま伝えれば、必要な準備を一緒に整理できます。

一般媒介が合う人

一般媒介の良さは、動きやすさです。複数の会社に依頼できるので、たとえば「熱海の別荘に強い会社」と「地元の暮らしに詳しい会社」の両方に声をかけられます。自分や親せきが買い手の心当たりを持っているときも、そのまま直接話を進められます。

  • 買い手になりそうな知り合いがいる
  • まずは複数の会社の見立てを聞いてみたい
  • 急がず、反応を見ながら売り方を調整したい

一方で、依頼先が複数になる分、会社ごとの連絡に応じる手間が増えます。窓口を増やしすぎず、2〜3の相手に絞ると進めやすくなります。

専任媒介・専属専任媒介が合う人

1社に任せる形では、会社が責任をもって売り出しに力を入れ、決まった頻度で状況を報告してくれます。遠方に住んでいて、現地に何度も通えない人にとっては、定期的な報告がそのまま安心につながります。

専任媒介は、自分で見つけた相手と直接契約できる余地を残したい人向けです。専属専任媒介は、すべてを1社に任せ、いちばん細かな報告を受けたい人向けです。報告の頻度は専属専任のほうが多く、1週間に1回以上になります。

  • 遠方に住んでいて、家の様子を見に行く機会が少ない
  • 家族の意見が分かれていて、窓口を1つにまとめたい
  • 報告を受けながら、価格や売り方を一緒に見直したい

伊豆山の家ならではの見どころ

伊豆山の家は、坂や石段の上にあったり、車が家の前まで入れなかったりするものが少なくありません。こうした家は、買い手の幅が限られる一方で、眺めと静けさを求める人にはとても魅力的に映ります。つまり、誰に向けて売り出すかで反応が変わる物件です。

そのため、媒介契約を選ぶときは、形の違いに加えて次の点も見ておくと安心です。

  1. 坂や石段、車の進入可否を、現地で一度見てもらえるか
  2. 道の状況や、海に近いことによる傷みなど、その家ならではの事情を価格にどう反映するか
  3. 古い家で多い、道の幅や境界のあいまいさについて、一緒に整理してもらえるか
  4. 売るだけでなく、貸す・宿や合宿の場として活かす道も含めて話せるか

123LIVINGでは、売る・貸す・活かすのどれが合うかを決める前の段階から相談を受けています。形を急いで決めず、まず家の事情を伝えるところから始められます。

契約前に聞いておきたい質問

質問は、メモに書いて持っていくと、面談や現地確認の場で聞き忘れがありません。答えを書き留めておけば、複数の会社を比べるときの材料にもなります。

どの形を選ぶ場合も、契約の前に次の質問をしておくと、あとで迷いません。

質問聞く理由
手数料と業務内容を、書面で説明してもらえますか何を任せ、いくらかかるのかを最初に揃えるため
どんな方法で買い手を探しますか情報の出し方や問い合わせへの対応を知るため
報告は、どんな方法で、どのくらいの頻度ですか遠方からでも状況をつかめるようにするため
契約期間が終わったらどうなりますか続ける・替える・形を変える選択肢を持つため
価格の根拠は何ですか近隣の取引事例と、その家の事情の両方を見るため

123LIVINGでは、任せていただく場合に、事前に手数料と業務内容を書面で説明します。手数料は上限の範囲内で、契約時にも説明します。

相談から売り出しまでの流れ

媒介契約を結ぶまでには、次のような順番で進みます。

  1. 相談:場所、建物の状態、空き期間、希望の方向を、フォームまたはLINEで伝える
  2. オンライン面談:遠方の方や、家族全員での参加もできる
  3. 現地確認:建物の状態、道と石段、車が入れるか、眺めを見る
  4. 提案:売る場合の価格を示す
  5. 媒介契約:任せる場合に結ぶ
  6. 売り出し:情報を公開し、問い合わせに対応する

現地に立ち会うのが難しいときは、鍵の受け渡し方法も相談できます。まだ売ると決めきれていなくても、家族の意見を整理する段階から話し合えます。

媒介契約は、形を選ぶ前に、家の事情と自分の希望を整理するほうが、納得のいく選び方になります。伊豆山の空き家や別荘の売却・賃貸のご相談は、こちらからどうぞ。

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よくある質問

媒介契約は、あとから形を変えられますか?

専任媒介と専属専任媒介は契約期間が3か月までとされているため、期間が終わるタイミングで続ける・替える・形を変えるを選び直せます。

自分で買い手を見つけたら、どうなりますか?

一般媒介と専任媒介では、自分で見つけた相手と直接契約できます。専属専任媒介では、会社を通して契約します。

まだ売るか貸すか迷っていても相談できますか?

できます。売る・貸す・宿や合宿の場として活かす、のどれが合うかを決める前の段階から相談を受けています。

遠方に住んでいても進められますか?

オンライン面談があり、現地に立ち会えない場合は鍵の受け渡し方法も相談できます。

記事の公開日:2026年11月5日。運営:株式会社エートゥーナンバーレコード(〒413-0002 静岡県熱海市伊豆山573-2)。