賃貸の流れ

空き家を貸す流れ|貸し方の選択から賃料の提案・入居日の鍵渡しまで

貸すと決めたら、貸し方を選び、賃料を決め、入居日に鍵を渡すまでが一本の流れです。各段階でやることを表にまとめました。

結論:貸し方を先に選ぶと、賃料の提案から入居日までが見通せる

使っていない家を貸す場合、最初に決めたいのは「どんな貸し方にするか」です。住居としての賃貸、期間を決めた別荘貸し、民泊・宿としての貸し出し。貸し方によって、賃料の考え方も、必要な手続きも変わります。

123LIVINGの売りたい・貸したい方向けページでは、相談から入居までを、ご相談、オンラインの話し合い、現地確認、貸し方・賃料の提案、募集、賃貸借契約、入居という流れで案内しています。この記事では、その流れに沿って、各段階の中身と、持ち主が考えておきたいことを整理します。

貸し方の3つの形を比べる

貸し方特徴先に考えたいこと
住居としての賃貸暮らしの場として、長く借りてもらう暮らしに直結する設備の状態、手入れの範囲
期間を決めた別荘貸し期間を区切って、別荘として借りてもらう期間の決め方、鍵の受け渡し
民泊・宿としての貸し出し泊まる人に向けて貸す旅館業法や住宅宿泊事業法などの手続き。熱海市や保健所での確認

民泊・宿として貸す場合は、貸し方によって必要な手続きが変わります。計画の早い段階で相談すると安心です。住居としての賃貸や別荘貸しで考える場合も、家の条件(坂や石段、車の進入、眺め)によって、合う借り手のイメージが変わります。

伊豆山の家ならではの借り手のイメージ

  • 眺めと静けさを求める人(別荘としての利用、ゆっくり過ごしたい人)
  • 町の暮らしを体験したい人(移住を考えて、お試しで借りる人)
  • 集中して作業や練習をしたい人(音楽や制作活動など)

坂や石段の上の家は、借りる人がいるのか分からないと不安になるものです。ご相談では、そうした心配をそのままお聞きし、家の個性に合う貸し方を一緒に探します。

貸すまでの流れを一覧で見る

段階内容持ち主のやること
1 ご相談フォームまたはLINEで連絡現状と気持ちを伝える
2 オンラインの話し合い遠方の方や家族全員も参加できる貸し方の希望を話す
3 現地確認建物の傷み・道と石段・車の進入・眺め立ち会い、または鍵の受け渡し
4 貸し方・賃料の提案家の条件に合わせた提案提案を聞いて考える
5 募集情報公開と問い合わせ対応報告を受ける
6 賃貸借契約宅地建物取引士が重要事項を説明説明を聞いて契約
7 入居入居日に鍵を渡す鍵の受け渡し

賃料の提案を受けるとき、考えておきたいこと

現地を見たあと、貸し方と賃料の提案を受けます。賃料は、家の広さや状態、眺め、立地、貸し方によって考え方が変わります。提案を聞く前に、持ち主として次の点を整理しておくと、話が早くなります。

  • 賃料に求めること:維持の費用をまかなえればよいのか、収入として期待したいのか
  • 貸す期間の希望:長く貸したいのか、期間を区切りたいのか
  • 手を入れてもよい範囲:水まわりや窓など、整える部分
  • 使ってほしい場面、使ってほしくない場面

仲介手数料の考え方

賃貸の仲介手数料は、貸主と借主の合計で家賃の1か月分が上限です。長期間使われていない空き家などでは、貸主から家賃の2.2倍まで受け取れる特例があります。これは2024年7月1日からの扱いです。123LIVINGの手数料は、上限の範囲内で、契約の前に説明します。

項目上限
通常の賃貸貸主と借主の合計で家賃の1か月分
長期間使われていない空き家など貸主から家賃の2.2倍まで

募集から契約まで:重要事項の説明を受ける

賃料と貸し方が決まったら、借り手の募集です。情報を公開し、問い合わせに対応します。伊豆山ラヴや参道の宿との連携も活用して、町に関心を持った人に家を知ってもらいます。

借り手が決まると、賃貸借契約です。契約の前に、宅地建物取引士が重要事項を説明します。分からない点はその場で質問してください。契約内容を家族と共有しておくと、あとで見返すときも安心です。

契約の前に聞いておきたいこと

  1. 賃料の支払いの方法と時期
  2. 家の手入れや修繕で、持ち主が担う範囲
  3. 借り手が手を入れてもよい範囲
  4. 契約の期間と、終わるときの進め方
  5. 連絡の窓口(遠方の持ち主の場合)

遠方に住んでいる場合は、連絡の手段(メール・LINE・オンライン通話)と、何かあったときの窓口を決めておくと心強いです。

入居日の鍵渡しと、その後

賃貸の場合は、入居日に鍵を渡して手続きが完了します。遠方の持ち主は、鍵の受け渡し方法を事前に相談できます。入居の前に、建物の状態を一緒に確認しておくと、お互いに安心です。

入居前後確認すること
入居の前建物の傷み、水まわり、鍵の本数
入居日鍵の受け渡し、連絡先の確認
入居のあと困りごとの連絡方法、手入れの分担

伊豆山は海が近く、塩気や湿気で傷みやすい町です。長く空いていた家ほど、入居の前に状態を整えておくと、借り手にとっても気持ちよく暮らし始められます。貸したあとも、固定資産税の支払いなど、持ち主として続けることがあります。税金のことは、税理士に相談すると安心です。

貸す前に整えておきたい場所の表

場所整えておきたいこと
玄関・廊下通りやすさ、足元の安全、靴の置き場
台所・浴室・トイレ水の出方、設備の古さ、清掃
居室荷物の整理、壁や天井の様子、窓の開け閉め
庭・外まわり草木の手入れ、境界のあたり、外壁
窓からの眺め景色をさえぎる草木や汚れがないか

すべて完璧に整える必要はありません。現地確認のときに、何を整えれば借り手に魅力が伝わるか、どこはそのままで良いかを一緒に考えます。眺めの良い窓を磨くだけで、印象が大きく変わることもあります。

募集で伝えたい家の魅力

募集の段階では、写真と言葉で家の個性を伝えます。次のような点は、借り手の心に残りやすい項目です。

  • 窓から見える海と山の景色(昼と夕方の違い)
  • 朝や夜の静けさ
  • 神社の参道や、石段のある町並み
  • 止める場所から玄関までの道のり(写真つきで正直に)

坂や石段は、合う人には楽しみになる道のりです。歩いて確かめてもらうことで、入居後の暮らしのイメージが具体的になります。

貸すか売るか迷うときの比べ方

比べる点貸す売る
家の持ち主持ち主のまま次の持ち主に移る
継続して続くこと家の手入れ、固定資産税の支払い引き渡しで完了
契約の相手借り手との賃貸借契約買い手との売買契約
手数料の考え方家賃を基準にした上限取引価格を段階に分けた上限
気持ちの面家を残したまま活用できる管理の負担から離れられる

どちらが良いかは、家と家族の状況で変わります。貸したあとに売る方向へ変えたくなった場合も、気持ちの変化をそのまま話してください。まずは現状を聞かせてください。迷っている気持ちも含めて、選択肢を整理するところから一緒に始められます。

ご相談の入口

貸し方が決まっていなくても、売るか貸すか迷っていても相談できます。貸す道から、宿・合宿・撮影・お試し滞在として活かす道へ広げる相談も受けています。遠方の方は、オンライン・メール・LINEで相談できます。

売りたい・貸したい方のご案内を見る / 123LIVINGに相談する

よくある質問

貸し方が決まっていなくても相談できますか。

はい。住居としての賃貸、期間を決めた別荘貸し、民泊・宿としての貸し出しを、家の条件に合わせて一緒に考えます。

民泊や宿として貸すときの注意点はありますか。

貸し方によって旅館業法や住宅宿泊事業法などの手続きが変わり、熱海市や保健所での確認が必要です。早めにご相談ください。

遠方に住んでいて、入居日に立ち会えません。

鍵の受け渡し方法を相談できます。オンラインやLINEでの連絡で進める方法も一緒に考えます。

記事の公開日:2026年11月5日。運営:株式会社エートゥーナンバーレコード(〒413-0002 静岡県熱海市伊豆山573-2)。