お試し滞在後

伊豆山に泊まった翌日に書く 住まい探しの振り返りシート

泊まった翌日の記憶が新しいうちに、感じたことを書き出しましょう。4つの場面で振り返れば、住まい探しの条件がはっきりします。

伊豆山に泊まってみた翌日は、感じたことをその日のうちにシートへ書き出すのがおすすめです。朝、夜、坂と石段、買い物と食事の4場面に分けて書けば、「なんとなくよかった」が「こういう暮らしが合いそう」という言葉に変わります。この記事では、そのまま使える振り返りシートと、書いたあとの使い方を紹介します。

泊まったあとに振り返る理由

123LIVINGの移住の流れは、お話をうかがう、一緒に歩く、泊まってみる、住まいを探す、の4つの段階です。泊まってみる段階は、参道の途中にある宿に泊まって、朝と夜の町、坂、石段を体験する時間です。宿は素泊まりで、宿に駐車場はありません。

泊まった体験は、時間がたつと「楽しかった」という印象だけが残りやすいものです。住まい探しで本当に役立つのは、細かな感覚のほうです。たとえば、朝に石段を歩いたとき足がどうだったか、夜の静けさをどう感じたか、買い物に出る気持ちになれたか。こうした感覚が、家の場所を選ぶときの物差しになります。

車がなくても暮らせるかどうかは、家の場所によって変わります。だからこそ、泊まった体験を自分の言葉にしておくことが、次の相談の質を上げてくれます。

振り返りシート 朝と夜の場面

まずは、1日の始まりと終わりの場面です。泊まって初めて分かる時間帯なので、丁寧に書いておきましょう。

場面書き出す項目書き方の例(自分の言葉で)
朝目が覚めた時の音、外に出た時の空気、参道を歩く気持ち「参道を歩きたくなったか」「朝の時間が好きになれそうか」
夜静けさ、暗さ、帰り道の足元、部屋で過ごす気分「夜の石段をどう感じたか」「落ち着けたか」
朝と夜の差どちらが好きだったか、その理由「夜のほうが好き」なら、夕方までに帰れる家の場所を考える

宿の客室からは海が見えます。眺めや夜の波と風の音を、毎日の暮らしの中でどう感じそうかも、ここで書いておきましょう。静かな環境を心地よいと感じる人もいれば、少し物足りないと感じる人もいます。どちらも大切な答えです。感じたままの言葉で、短くても構いません。

書くときは、よい・悪いの判断を急がないのがコツです。「静かで落ち着いた」「静かすぎて少し心細かった」のように、感じた事実を先に書き、判断はあとから付けます。事実の記録が残っていれば、時間がたっても当時の気持ちを正確に思い出せます。

振り返りシート 坂と石段、買い物と食事の場面

次は、暮らしの動きに直結する場面です。伊豆山の参道には、走り湯から本殿まで837段、宿から本殿まで492段の石段があります。

場面書き出す項目確かめたいこと
坂と石段上りと下りの感じ方、息の上がり方、荷物を持った時毎日この道を使う暮らしを想像して、続けられそうか
買い物どこで何を買ったか、どう運んだか宿の近くにコンビニが無いので、買い物の段取りが暮らしに合いそうか
食事外食と、共用ラウンジの電子レンジを使った食事の両方自分でつくる、買う、外で食べる、の割合の希望
荷物の運び方リュックと両手の使い方、持ち上げた時の負担ごみ出しや引っ越しの荷物の運び方に置き換えて想像する

買い物と食事は、泊まって初めて「暮らしの手触り」を感じられる場面です。熱海駅周辺で買ってから宿へ向かった人は、帰りの荷物の量も書いておくと、あとで家の場所を考える材料になります。

書いたシートを「条件」に変える3つの手順

シートは書いたあとが本番です。次の3つの手順で、住まい探しの条件へ変えていきましょう。

  1. うれしかったことに丸を付ける:朝の参道、夜の静けさなど、また味わいたいと思った場面
  2. 気になったことに下線を引く:石段の負担、買い物の運び方など、毎日だと大変かもしれない場面
  3. 丸と下線を、家の条件の言葉に直す:「参道の近く」「買い物に出やすい場所」「車の入り方を確認したい」など

たとえば「石段の途中で荷物を持ち替えた」という下線は、「玄関までの段数を知りたい」「宅配の受け取りやすさを聞きたい」といった具体的な質問へ育ちます。丸と下線が両方あるのは自然なことで、両方を持ち帰れた滞在だったと言えます。

同行者と書き比べると、条件が見えてくる

家族やパートナーと泊まった場合は、それぞれ別々に書いてから見せ合うと、新しい発見があります。同じ石段を歩いても、感じ方は人によって違うからです。

見比べるポイント話し合いのきっかけ
同じ場面で、丸と下線が分かれた「なぜそう感じたか」を聞き合う。理由が分かると、家に求める条件が整理されます
2人とも丸を付けた場面暮らしで大切にしたいことの中心。家選びで最後まで残したい条件にします
2人とも下線を引いた場面家の場所や暮らし方の工夫で小さくできるか、町の案内で確かめたい点にします
片方だけ書いた場面気づいていなかった視点。次の滞在で、一緒に確かめる宿題にします

1人で泊まった場合も、数日たってから読み返すと、書いたときと感じ方が変わっていることがあります。最初に書いた日付をシートに入れておき、読み返した日の感想を余白に足していくと、気持ちの動きが記録に残ります。気持ちの動きそのものが、住まいを決める大切な手がかりです。

さらに、1から5の5段階で「また泊まりたい度」を場面ごとに付けておくのも手軽です。朝は5、石段は3、買い物は4というように並べると、どの場面を暮らしの工夫で支えれば長く続けられそうかが、ひと目で分かります。数字は自分の暮らしの優先順位を知るための目印として使いましょう。

2回目の滞在に向けた問いを残しておく

1回の滞在で分かることには限りがあるので、続けて確かめていきましょう。シートの最後に「次に確かめたいこと」の欄を作り、2回目の滞在や町の案内のときの宿題にしましょう。

  • 別の曜日や時間帯に歩いたら、印象は変わるか
  • 天気が違う日の石段は、どう感じるか
  • 気になる場所に行ってみて、そこから参道までの道はどうか
  • 町の人と話す機会があれば、どんなことを聞いてみたいか

11月15日と12月20日の123★DAYでは、伊豆山神社の参拝と境内の清掃を通して、町の人と知り合えます。振り返りシートの「聞いてみたいこと」を持って参加すれば、暮らしのイメージがさらに具体的になります。

書いたシートを持って、相談へ

123LIVINGの住まい探しは、ご相談の段階で、暮らし方・予算・時期をうかがいます。そのあと町を歩き、物件を見て、暮らす、という流れです。振り返りシートは、最初の相談のときに見せていただくと、お話がとても進みやすくなります。

遠方の方は、オンライン・メール・LINEで相談できます。英語での問い合わせも歓迎です。町の案内は、2020年に東京から伊豆山へ移住した宅地建物取引士が、一緒に歩いて行います。シートに書いた言葉を、そのまま案内の希望にしていただけます。

お試し滞在の予約は、宿の公式予約ページで日付を入れて、空室と料金をご覧いただけます。住まいの相談とは別のお申し込みなので、泊まる日程と相談の日程を、それぞれ無理のない形で組んでください。

泊まった体験を、住まい探しの一歩にしませんか。123LIVINGの相談フォームはこちらから、お気軽にどうぞ。

よくある質問

振り返りシートはいつ書くのがよいですか?

泊まった翌日、記憶が新しいうちがおすすめです。朝・夜・坂と石段・買い物と食事の4場面に分けて書くと、感覚を残しやすくなります。

宿に泊まらないと、住まいの相談はできませんか?

泊まらなくても相談できます。お試し滞在は住まいの相談とは別のお申し込みで、必要なときに組み合わせられます。

遠方からでも相談できますか?

できます。オンライン・メール・LINEでの相談に対応しており、英語での問い合わせもできます。

記事の公開日:2026年11月7日。運営:株式会社エートゥーナンバーレコード(〒413-0002 静岡県熱海市伊豆山573-2)。