引っ越しの準備
石段の上の伊豆山の家へ引っ越す 荷物の運び方を、契約の前に確かめる表
石段や坂の上の家への引っ越しは、契約の前に、荷物がどこまで運べるかを確かめておくと安心です。歩いて確かめる手順と記録表をまとめました。
石段や坂の上にある伊豆山の家へ引っ越すときは、契約の前に「荷物が、どこまで車で運べて、どこからは人の手で運ぶのか」を、歩いて確かめておくと安心です。伊豆山は、車が家の前まで入れない場所もあり、買い物・通院・ごみ出しの便が、家の場所で大きく違う町です。引っ越しの日の荷物の運び方は、暮らしが始まってからの毎日の荷物の運び方と、同じ道でつながっています。この記事では、契約の前に確かめる項目を、記録表にして紹介します。
引っ越しの荷物は、3つの区間に分けて考える
荷物の運び方は、家までの道のりを3つの区間に分けると、整理しやすくなります。
| 区間 | どこからどこまで | 確かめること |
|---|---|---|
| 車で運べる区間 | 出発地から、車が入れる最後の場所まで | 車はどこまで入れるか。停められる場所はあるか |
| 歩いて運ぶ区間 | 車を止める場所から、家の前まで | 段数、道の幅、曲がり角の数 |
| 家の中の区間 | 玄関から、各部屋まで | 玄関や廊下の幅。大きな家具が入るか |
とくに2番目の「歩いて運ぶ区間」が、伊豆山の家の特徴です。石段の段数と、家の前の道の様子は、現地を歩いて初めて分かります。物件を見る段階で、この区間を歩いておきましょう。
物件を見る日に、歩いて記録する
住まいを探す流れは、ご相談、町の案内、物件紹介、契約・引っ越しの4つの段階です。3番目の「物件を見る」ときに、引っ越しのことを考えながら歩くと、契約のあとに困らずにすみます。次の表を、スマートフォンのメモに写して、歩きながら埋めてください。
| 記録する項目 | どう確かめるか |
|---|---|
| 車が入れる最後の場所 | 不動産会社に聞き、その場所から家まで歩く |
| そこから家までの段数 | 数えながら歩く |
| 道の幅 | 両手を広げたり、歩幅を使ったりして、大まかに測る |
| 曲がり角の数 | 長い家具を運ぶとき、曲がれるかを考える材料になる |
| 玄関の幅と段差 | 冷蔵庫・洗濯機・ベッドなどの大きなものが入るか |
| 手すりや足元の様子 | 荷物を持って歩くときの安全を考える |
走り湯から宿までは345段、宿から本殿までは492段、走り湯から本殿までは837段あります。参道は、この石段の町です。自分が住む家までが何段なのかを、数えてメモすると、暮らしの具体的な姿が見えてきます。
大きなものと小さなものを、分けて考える
荷物は、運び方で3つに分けると、計画が立てやすくなります。
| 種類 | 例 | 考え方 |
|---|---|---|
| 大きなもの | 冷蔵庫・洗濯機・ベッド・たんす | 入る道と玄関かを先に確かめる。サイズが合わないものは、買い替えも選択肢 |
| 中くらいのもの | 段ボール箱・衣装ケース | 石段をいくつ往復するか。配送を使えるか |
| 手で持てるもの | 貴重品・壊れやすいもの・毎日使う道具 | 自分で持って歩く |
宿の公開ページには、大きな荷物は熱海駅の荷物預かりや宿への配送を使う方法が紹介されています。石段にはリュックが向いていて、キャリーケースは持ち上げることになります。この考え方は、引っ越しにも通じます。荷物を小分けにして、歩いて運べる形にまとめておくと、石段のある家でも、日々の買い物や荷物の運びがぐっと楽になります。
お試し滞在で、荷物を運ぶ感覚を試す
移住の流れには、「泊まってみる」という段階があります。参道の途中にある宿 123 MUSIC & RESORTS に泊まると、朝と夜の町、坂、石段を体験できます。このときに、荷物を運ぶ感覚を試しておくと、引っ越しのイメージが具体的になります。
- 熱海駅で荷物を預けるか、宿へ配送するかを試してみる
- リュックを背負って、宿まで歩く。何分かかるか、息が上がるかを記録する
- 買い物をして、石段を上る。両手に袋を持つと、どれだけ大変かを感じてみる
- 夜に歩いて、足元の暗さと、石段の滑りやすさを確かめる
宿は素泊まりで、近くにコンビニがありません。買い物は熱海駅周辺で済ませてから来ることになるので、「日々の買い物を、どの頻度で、どこでするか」を考えるきっかけにもなります。宿には駐車場がなく、空室と料金は、宿の公式予約サイトで日付を入れて確認します。住まいの相談とは別の申込です。
持っていく家具を、先に仕分ける
石段の上の家に引っ越すときは、いまの家具をすべて持っていくのではなく、先に仕分けておくと、荷物の運び方が楽になります。仕分けは、次の3つの箱で考えます。
| 仕分け | 判断の目安 | やること |
|---|---|---|
| そのまま持っていく | 玄関や廊下を通れるサイズで、毎日使うもの | サイズを測ったメモと照らし合わせる |
| 分けて運ぶ | 分解できる家具や、軽くて小分けにできるもの | 分解の方法と、部品の置き場を決める |
| 手放す・買い替える | 道や玄関のサイズに合わないもの | 引っ越し先で、サイズの合うものを選ぶ |
測るときは、家具の幅・奥行き・高さを紙に書き出し、物件を見る日に記録した玄関の幅と、見比べます。家具のほうが少しでも大きいときは、「運べるかどうか」を、現地で確かめてから決めると、後悔が減ります。
買い替えは、費用がかかるように見えて、実は新しい暮らしの始まりを楽しむ機会にもなります。石段の上の家に似合うサイズの家具を選び、眺めのよい窓の近くに置く。そんな楽しみ方も、引っ越しの準備のなかに入れておきましょう。
引っ越し業者や、荷物を運ぶ人に伝えること
契約のあと、荷物を運んでもらう人に伝えることも、先に整理しておけます。次の項目を、メモにまとめて渡せば、当日の計画が立てやすくなります。
- 車が入れる最後の場所と、そこから家までの段数
- 道の幅と、曲がり角の数
- 玄関の幅と段差
- 運びたい大きな家具や家電のサイズ
- 家の前の道の様子の写真
石段の上の家では、当日の天気にも目を向けておきましょう。宿の公開ページには、石段は雨や暗い時間に滑りやすいと紹介されています。荷物を運ぶ時間帯は、明るい時間を選び、雨の日の予備日も考えておくと、安全に運べます。
この5つは、物件を見る日に記録した内容がそのまま使えます。写真と一緒に渡せば、現地を知らない人にも、状況が伝わります。
暮らし始めてからの、毎日の荷物のこと
引っ越しが終わったあとも、毎日の暮らしで荷物を運ぶことは続きます。買い物・通院・ごみ出しの便は、家の場所で大きく違います。車がなくても暮らせるかどうかは、場所によって変わります。
| 毎日のこと | 契約の前に確かめること |
|---|---|
| 買い物 | いつもの買い物の場所までの道のりと、帰りの石段 |
| ごみ出し | ごみを出す場所までの距離と段数 |
| 通院 | 通う場所までの道のり。車は使えるか |
| 来客や宅配 | 荷物を届けてもらう場所は、どこまでか |
町の案内では、坂・階段・買い物の場所を、実際に歩いて案内します。案内を担当するのは、2020年に東京から伊豆山へ移住した宅地建物取引士で、暮らしの視点で、歩く道を一緒に確かめられます。
石段の上の家は、人を選ぶ一方で、眺めと静けさを求める人には魅力があります。荷物の運び方を、契約の前に納得しておけば、その魅力を、安心して楽しめます。まずは、探している家の条件を、気軽に相談してください。
記事の公開日:2026年11月6日。運営:株式会社エートゥーナンバーレコード(〒413-0002 静岡県熱海市伊豆山573-2)。